腱鞘炎について
2013.02.22更新
A.腱鞘炎の原因て何んですか?
Q.腱鞘炎とは手首や指の腱を包んでいる腱鞘という筒状の組織が炎症をおこして、痛みや関節の動きを阻害する状態を言いますが、主な原因は一般的に手指の使いすぎと言われています。
では、たくさん手を使っている人は必ず腱鞘炎になるかというと、そうではないんです!
使う量ではなくて、使い方に問題があると腱鞘炎になるんです。
例えばペットボトルのふたを開けるときに、使い方が悪い場合は手や手首に力が入りすぎてしまっています。
これは肩こりが関係していて、肩が凝っていると、肩関節の動きが鈍くなります。
同時に肘の関節の動きも鈍くなります。
そうすると握って力を入れる動作のときに、関節の連動性がなくなるので、手だけが動いて自然と力が入ってしまうのです。
肩こりがなく関節が柔らかい人は、ふたを開けるときに肩と肘がうまく連動して動くので手の力が少なくて済むのです。
当然一回の動きでは腱鞘炎は起きませんが、こういった動きを繰り返すことによって、毎回、力が入り過ぎてしまうと腱鞘炎が起きるのです。
肩が凝っていると手や指先まで影響を及ぼします。
肩こりはますます放っておいてはいけないですね。
そのほかに出産後にホルモン分泌の関係で抹消の腱がむくみやすくなり、腱鞘炎になることがあります。
主産後に腱鞘炎になる場合はこの原因が多いので、痛みが強くなければ時期に良くなるのでそんなに心配はないと思います。
しかし痛みの強い場合は固定などの処置が必要なので、絶対に我慢はしないで下さい。
腱鞘炎は一度悪化すると治癒まで時間がかかるので、予防を含め早めの治療をおすすめします。
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