A,原因は様々ありますが一番多くみられるのが筋肉の血行不良からくる痛みです。
肩こりの原因となる筋肉は僧帽筋と言われています。僧帽筋は上、中、下の3つの線維に分かれています。
全体では頭蓋骨の下から腰骨の手前まであるとても大きな筋肉です。

僧帽筋は図のように背骨から出て、肩甲骨の外端に付いています。
よって腕を動かすときに肩甲骨や身体の軸の支えになっています。
そして腕を動かす時に一番使う筋肉は三角筋です。

三角筋は肩の付け根に覆いかぶさるようにして付いている筋です。
僧帽筋と肩甲骨、鎖骨を介して、となり合わせに付いていて、2つの筋はつねに引っ張りあっています。
僧帽筋が動く時は三角筋が固定筋として働き、三角筋が働く時は僧帽筋が固定筋として働きます。
肩が凝って僧帽筋が硬くなると、腕の動きが安定しなくなり、三角筋や肩のインナーマッスルに負担をかけていくようになります。
これと加齢による筋の柔軟性が重なると、40肩、50肩のように肩が挙がらなくなることがあります。
肩こりは姿勢を良くして、適度に運動をすればかなり防げますが、病的な原因もあるので、運動やマッサージなどで改善しない場合は他の原因も考える必要があると思います。
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ごとう接骨院
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