去年、ロッテの小林宏之投手がFAで阪神に移籍したことに対してのFA補償という制度が施行されての移籍でした。
小林投手は当初、メジャー移籍を希望していてFA宣言をしオファーを待っていたのですが、条件にあったオファーを受けれず、結局今年の１月２０日に国内で声のかかった阪神に移籍しました。
キャンプがはじまる１０日前でした。
だから、キャンプ終盤の今になって、突然の移籍が決まってしまったのです。
高浜選手本人はとても複雑だと思います。
膝の故障に悩まされた３年間でしたが、４年目の今年はケガもなく、首脳陣からはレギュラー取りを期待されていた逸材で、いわばブレイク寸前の選手だったのです。
今年こそ甲子園で活躍したい！と思っていたでしょう。
しかしプロの選手である以上は生活がかかっているのでどこに行っても、がんばらなければいけません。
FA補償制度は取られる球団側は２８人の主力選手をプロテクトできるので、誰でも取れるわけではないのです。
そんな中、近年のFA保障で移籍した選手の中に、ヤクルトの福地選手、広島の赤松選手、西武の岡本投手 がいます。
３選手とも今やチームを代表する選手になっています。
プロテクトから外れた悔しさと新天地でがんばろうという気持ちが彼らの力になったのでしょう。
ですから、高浜選手も是非がんばってロッテを代表する。
名選手になってほしいです。
その可能性は十分あると思います。
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