ピラティスは日常生活でも必要とされる正しい姿勢を維持するためにとても重要な運動になります。
もちろんヨガも同じなのですが、ヨガは考え方や理念が深くて、より専門的になります。
ピラティスはお腹に力を入れることを覚えさせれば、誰でも簡単にできる運動だと思います。
ピラティスのレッスンを受けたことがある人は必ず耳にしたことがあると思いますが、お腹の深部にある腹横筋という筋肉がポイントになります。

図はお腹を横から輪切りしたものですが、腹横筋はわき腹の一番深部にある筋肉です。

そして腹横筋は右の図のように、筋線維が真横に走行しているので、収縮すると、腹圧が高まって、お腹全体が縮まります。
この腹横筋の収縮を意識して、息をゆっくり吐きながら腹圧を高め、お腹を薄い状態にします。
ピラティスはこのお腹を薄くすることをスクープと言いますが、スクープを覚えれば、あとはゆっくりと鼻から息を吸って、フーっと口からゆっくり吐き出す呼吸をするだけです。
この状態と呼吸法に従っていろいろな動作(種目)を行っていくことになります。
動作の種類は楽なものからキツイものまでたくさんあるので、やっていて飽きないと思います。
そしてこの腹圧を高めた姿勢を身に着けて、日常の生活で実践することができれば背筋が伸びて、姿勢がよくなります。
腰痛や肩こりの改善にもつながりますし、スポーツでは身体のバランスが良くなり、ケガをしにくくなります。
また姿勢保持のために使う筋肉が働くようになるので、そういった筋肉がエネルギーを消費して代謝を高めます。
代謝が高まるということはダイエットにつながるということです。
有酸素運動も筋力トレーニングも姿勢が悪いと、その効果に対する効率も悪くなります。
私は週に一度ですが、フィットネスクラブでピラティスのレッスンを受けています。
お腹に自然と力が入るようになり、姿勢もよくなったと実感しています。
身体の基本である姿勢づくりのために、ピラティスはとても有効な運動です。
機会があったらぜひ試してみてください!
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